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職業は役者 真木よう子の信念

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190219-00000068-spnannex-ent

 【夢中論】女優、真木よう子(36)。何事にも正面からぶつかっていく「強さ」と、ふっと消えてしまいそうな「危うさ」も秘めている。初めて対峙(たいじ)したが、あえて警戒心をむき出しにする一方で、大切な人たちへ注ぐまなざしはいつだって優しい。豊かで研ぎ澄まされた感性は役者としての“野性”の証明。そんな彼女が毎日逢(あ)いたい人とは――。

【写真】インタビュー中にさまざまな表情を見せる真木よう子

 おいっ子に夢中。昨年9月に誕生したばかり。「凄くよく笑うようになったので、それがもう可愛くて。究極の癒やしです」

 マネジャーでもある実弟の長男。「すぐ近所なので毎日おうちに遊びに来るんです。一緒にいる時間が長いので、次男坊というか弟ちゃんが来たみたいな感じです」

 1児の母。小学生の長女を育てながらの女優業だが「親として食べさせていかなければならない責任感はもちろんありますが、現場に入ったらここが一番の居場所だと思ってやっています。家庭と仕事はやっぱり別なものであって、仕事はプロとして全うし、家庭に戻ったら母親としてきちんとやる、そう心掛けています」

 仕事では初の銀行員役に夢中だ。テレビ東京の連続ドラマ「よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~」(月曜後10・00)に主演中。「恐れながら申し上げます…」の決めゼリフとともに、どんな相手にも臆せず正論を唱えて問題を解決する“男前”のヒロインを演じている。

 「恐れながら…」という言葉は丁寧ながら、反論や無理なお願いを通す時に使う“宣告のサイン”でもある。真木も物腰柔らかく丁寧ながら、自分の信じる生き方を絶対に曲げない。きっと普段の生活でも自分では気付いていない“宣告のサイン”がありそうだ。

 この質問に真木が「どうだろう…」と考えていると、実弟でもあるマネジャーが「言葉ではなく、実は…」と言い始めた。その途端、真木が「新聞だよ、新聞!原稿チェックできないんだよ。分かってるの!?」と大きな目でにらみ飛ばした。

 凄い迫力。しかも、ここまで面と向かって警戒心をあらわにする人もなかなかいない。「ひょっとして今の顔がサイン!?頭を少し前傾させてからキッとにらみつけた、この表情のことですか?」と確認すると「はい。恐れながら…」とマネジャー。このうまい返しに、真木も「どういうことよ!」と大笑い。気難しいイメージがあるが、初対面の記者ともこんなとりとめのない会話もできる柔軟性がある。言葉にも表情にもウソがない、真っすぐな人だ。

 何かと奔放な行動で話題になるが「今振り返ると恥ずかしい時期もありました(笑い)。その頃から比べたら年齢を重ねていろいろ経験をさせていただいたことで成長したと思います。ただ、自分の人生、後悔しないようにはしています」とキッパリと言う。

 「よく“裏表がない”と言われます。でも私自身、裏表のやり方が分からないから普通にしているだけで。昔から我が道を突き進んできましたけど、今もそこは変わってないかもしれません。人と同じ道を歩くことで“見据えたゴールのテープ”を切るくらいだったら、漠然と望んでいた将来と違ったとしても、自分が納得する人生を歩みたい」

 世間と一線を画すような達観した風情の理由はここにある。「漠然と家族も笑い合って自分も幸せに…。そういう将来がもちろん一番いいんでしょう。けれどそれによって何かが犠牲になったり、何か自分を殺してしまったり、そうなってしまうのであれば、分かりきったゴールを決めずに、最終的には“これが私の人生だった”と言って終わりたい」

 真木の魅力は「強さ」と「危うさ」の同居である。そのもろ刃を素足で刃渡りしているような緊迫感をどこか纏(まと)っている。

 「私が好きな人間も全員そうです。センシティブで物凄く繊細で、真面目すぎるが故に危なっかしい。だけどそれが物凄く魅力的で。いつ壊れてしまうか分からない、ともするといなくなってしまうのではないか。けれど、あなたは美しい。そういう壊れやすいものほど美しく見えるんですよね、人間って…」

 視線を落とし、ゆっくりと語る。言葉選びは思慮深く慎重だが、静かな言葉の迫力に思わず息をのんだ。

 覚悟を持った生き方を貫く中、ホッと休まる一時が「やっぱりおいっ子。曇りのない目を見てるだけで心が浄化されます」。いつもご飯を一緒に食べるので「大家族みたいです。みんなで食卓囲んで、抱っこできる人が抱っこして。そういうホントに家族っていうところで、笑い合って食事する時間はあったかい気持ちになります。今の自分には必要な時間です」。

 最後にあえて「あなたの職業は?」と尋ねた。すると「私は自分のことを女優とは言いません。役者と言います。女優さんって響きは私には怖いです。私そんなにご立派じゃない、ただの人間くさい人間なので」。

 ≪テレ東「よつば銀行…」で総合職役 専門用語と数字の羅列で「セリフにビクビク」≫都市銀行で働く女性総合職が主人公。「撮影前は専門用語とか数字の羅列のセリフにビクビクしながら不安と緊張が大きかったです。でも、所作は女性らしい一方で、どんな相手でも臆せずモノを言う強さもあり、どうしてそういう行動に出るのかを掘り下げる作業が物凄く楽しくて。役を模索しながら演じるという“役者としての楽しさ”の方が勝ってきて、凄くやりがいのある充実感ある現場です」

 トラブルメーカーと噂されながら大胆な発想と行動力で業績不振の支店を立て直し、足を引っ張る連中もいる中で上り詰めていく痛快劇。「月曜日の夜10時なので見てくださったビジネスマンの方たちに、今週も頑張ろう!って思わせることができたら本望です」

 ◆真木 よう子(まき・ようこ)1982年(昭57)10月15日生まれ、千葉県出身の36歳。中学卒業後、仲代達矢主宰の「無名塾」に200倍の難関突破で入塾するも、2年後に仲代と口論の末に退塾。その後、映画「パッチギ!」「ゆれる」などで注目され、14年の日本アカデミー賞では最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞をダブル受賞する快挙。



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真木よう子「瞳に花火」篇



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